アジャイル開発を始めるときに読む本5選

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CTOの視点

アジャイル開発を採用して、システム開発を行う企業が増えてきましたが、参加者の理解にバラつきがあり、上手く実践できないケースもあります。アジャイル開発はその哲学が示されているのみで、その実践方法は、実施するチームに任されているからです。先駆者のノウハウを学び、自分たちにとって最適なアジャイル開発を見出すようにしましょう。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

入門編として最適の一冊です。漫画を使った構成で、内容も簡潔で、読みやすさが際立ちます。アジャイル開発及びスクラムの基礎を触れながら、一つのプロジェクトを例に実践的な解説が掲載されています。

アジャイルサムライ−達人開発者への道−

アジャイル開発そのものの解説よりも、現場で起きがちな問題と解決策に焦点を当てた世界的良書です。効率を重視し、また、現実に目を向ける態度によって、システム開発で起こる様々な障害への対応策を紹介しています。日本人と感覚とは若干ずれたサムライと弟子の会話はご愛敬。

アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

本書の特徴は何と言っても、世界的な経営学者である野中郁次郎氏による解説でしょう。「知識経営」理論の生みの親とされる同氏は、アジャイル開発をどのように見ているのでしょうか。その他にも、アジャイル開発の基本やリクルート・楽天・富士通における実践など、盛りだくさんの内容です。

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

プロジェクト計画は、システム開発において最も議論が紛糾しやすい分野の一つです。計画通りにシステムが実装できない状況はもとより、明らかに期限内に収められない納期でプロジェクトを始めなければならない状況さえあります。アジャイル開発では、その困難な現実と向き合い、不確実性の高い開発作業を何とか管理する取り組みを行うようになりました。本書は、その見積もりと計画づくりに関するノウハウを丁寧に紹介しています。

わかりやすいアジャイル開発の教科書

アジャイル開発を体系的にまとめた入門書です。ソフトウェアの価値が何であり、それを最も効果的に提供するにはどうしたら良いか、という哲学に沿って解説されています。米国から来た書籍が多いアジャイル開発の分野の中、日本人著者による本なので、日本での働き方を考慮している点が特徴です。

現役シリコンバレーエンジニアが教えるアジャイル開発

オンライン学習プラットフォームUdemyでも、アジャイル開発を解説するコースが公開されています。動画で見ると、アジャイル開発に用いるツール群が実用的に理解できるかもしれません。本コースは、アジャイルの原則やスクラムの進め方などの基礎的な事項を網羅しています。

現役シリコンバレーエンジニアが教えるアジャイル開発
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