サムスンの”震える競泳帽”がブラインドスイミング56年の歴史を変える

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スマートウォッチとBluetooth通信技術が56年の歴史を持ったパラリンピック競技を変えようとしています。

(参考:記事

 

1960年にブラインドスイミング、視覚障がい者の水泳競技がパラリンピックに採用されて以来、競技者たちは理想とはほど遠い作業を強いられてきました。スイマーが壁に近づいた際に、コーチが棒で叩いて、折り返しのタイミングを知らせるのが当然となっています。さらに、この”タップ”のタイミングの良し悪しが、スイマーの動きを妨げ、記録に影響を及ぼす場合もありました。

56年間変わらなかった不便が、サムスン電子とスペイン・パラリンピック協議会、そしてスペインのデザイン企業Cheil社の協力によって解決されようとしています。Samsung Blind Capと名付けられた競泳帽によって、スイマーの邪魔にならないよう、微小なセンサーの振動によって壁が近づいていることを知らせられるようになりました。

 

 

まとめ

厳しい環境で戦うアスリートにとって、最近のウェアラブル機器の発展は可能性を感じさせます。パラリンピックが契機となり、様々な実証実験・製品開発が進むことを期待します。

 

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