ビジネスモデルへの関心が高まっています。技術の進歩が速くなり、すぐに陳腐化が進む現状では、技術を開発しただけでは十分ではなく、明確な儲ける仕組み、つまりビジネスモデルを考案しなければなりません。実際、現在のビジネスで存在感を示している企業は、特徴的なビジネスモデルを持っています。UberやNetflixなど、現代ビジネスを牽引するビジネスモデルはどのようなものなのでしょうか。
2017年3月21日に発売された「図解 ビジネスモデル大全」では、既に実証されたものから最先端のものまで、多くのビジネスモデルを分かりやすく図示して解説しています。
「サブスクリプション」「フリーミアム」「シェアモデル」「オープン・イノベーション」……。
近年、新たなビジネスモデルが次々と誕生している。
インターネットの普及と急速なデジタル化、技術革新の加速、消費者の購買スタイルの変化により、
企業がこれまでに築いたビジネスモデルが通用しなくなりつつある。
フォード、ジレット、ウォルマート、アマゾン、インテル、アップル、グーグル、Uber、Netflix……。
業界の盟主となった成功企業は、いかにして“儲けのしくみ”をつくったのか。
これからの時代に成功をもたらすビジネスモデルを築くヒントを探る。
佐藤隆之はビジネスモデルに関する解説を各メディアで行ってきましたが、今回、「図解 ビジネスモデル大全」に寄稿する機会をいただきました。最先端のIT技術を使ったビジネスモデルを中心に以下のトピックを担当いたしました。
- 【サブスクリプション】 商品ではなく〝体験〟を売る 急成長する定額課金サービス
- 【フリーミアム】 クックパッドは無料でサービスを提供しているのに、なぜ儲かる？
- 【シェアモデル】 遊休資産の貸し手と借り手をマッチングする新消費モデル
- 【ロングテール】 〝売れない商品”を並べて儲けるアマゾンの多品種少量販売戦略
- 【オムニチャネル】 あらゆる販路を連携させて顧客中心の購買体験を提供
- 【マスカスタマイゼーション】 顧客満足度の最大化を図るアディダスの個別大量生産
- 【IKEA】 世界一のインテリア企業の快進撃を支える「セルフサービス」の思想
国内外の事例・理論を活用し、これまでとは異なる視点で解説するよう試みました。MBAで学んだケーススタディも少なからず役に立ったと思います。
サブスクリプションの章は洋泉社のWebサイトから「立ち読み」が可能です。無料で4ページ分閲覧できますので、ご利用ください。（リンク）
「図解 ビジネスモデル大全」は書店ほかネット書店でご覧いただけますので、ぜひ手に取っていただけますと幸いです。
