働き方改革まとめ。海外から見た日本の働き方について考える※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。 働き方改革 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2018.08.16 2017.11.20働き方改革はようやく日本でも実現に向けて動き始めました。世界から見ると、日本固有の良い所・悪い所があるのが現状です。海外で働く筆者が日本の働き方について考えたシリーズ記事を紹介します。CTO for good「ここが変だよ、日本人の働き方 ー海外から見た日本から考えるこれからの働き方ー」スクー第二回出演の感想 – 働き方ディスカッション (1)前回の海外就職に関する講義に続き、日本と海外で異なる働き方の違いに関する講義を担当しました。「ここが変だよ、日本人の働き方 ー海外から見た日本から考えるこれからの働き方ー」と題して、日々感じている事柄を発表すると共に、日本での働き方改革について参加者の方々とディスカッションする時間を設けました。日本と海外で異なる仕事観の違いから働き方改革を考える働き方改革は日本国中を巻き込んだ大きな議題となっています。生産性や満足度の低さ、長時間労働による健康被害など、多くの問題が噴出してきました。労働者保...CTO for good働き方改革の第一ステップは無理・無駄・ムラの認識 – 働き方ディスカッション (2)無理・無駄・ムラを除くのは、トヨタの改善方式に見られるように日本の得意技でした。それがホワイトカラーでは適用できないというのも、おかしな話ではないでしょうか。無理して働いて健康を害する、無駄と分かってても前例を踏襲する、急に明日締め切りの仕事が入る。あなたの職場に無理・無駄・ムラはありませんか?シリーズ前回の記事は『「ここが変だよ、日本人の働き方 ー海外から見た日本から考えるこれからの働き方ー」スクー第二回出演の感想 – 働き方ディスカッション (1)』形式を重視するあまり、本質を見失う日本の働き方...CTO for good残業を減らしたくない日本人に働き方改革はできるのか – 働き方ディスカッション (3)日本人は時間に厳しいと言うのは世界的にも有名なイメージです。実際私も子供の頃から10分前行動を習慣づけられてきました。海外に住んでいると日本人と会う時はきちんと時間を守らなければいけないけれども、日本人がいなければちょっと遅れても良いかなと思う時もある程です。国際的な舞台でも、日本人は仕事の期限をきちんと守るという印象を抱いてもらっています。しかし、この印象って本当なのでしょうか。シリーズ前回の記事は「働き方改革の第一ステップは無理・無駄・ムラの認識 – 働き方ディスカッション (2)」来る時間には厳...CTO for good意思決定プロセスから働き方改革を考える – 働き方ディスカッション (4)根回しは日本企業の大きな特徴です。事前に意見を汲み取れるメリットがあるものの、意思決定プロセスが形骸化していると意思決定の遅さを招いてしまいます。会議の在り方から働き方改革を考えてみませんか?シリーズ前回の記事は「残業を減らしたくない日本人に働き方改革はできるのか – 働き方ディスカッション (3)」日本企業における意思決定のプロセスにストレスを感じる人も多い海外企業が抱く日本企業の印象として、会議で何も決まることができないというイメージがあると聞きました。意思決定者が集まっていると思っても結局持ち...CTO for good働き方改革と学び方改革。正解のない問いに答える準備はあるか – 働き方ディスカッション (5)人の思考習慣は教育から大きな影響を受けています。暗記重視で正解を求めるよう育てられた人は、問題を発見し新たな解法を提案するのを苦手とするのは当然です。日本と海外の教育に対する考え方を踏まえながら、現代にあった教育の在り方について考えてみましょう。シリーズ前回の記事は「意思決定プロセスから働き方改革を考える – 働き方ディスカッション (4)」既存の考え方を習得させる日本。多様な意見の発想を促す海外私が日本で受けてきた教育は、教師による一斉授業です。「今日は〇〇について学びます。教科書の何ページを開い...CTO for good「信号が点滅する横断歩道に駆け込む人は、働き方改革に乗り遅れる」その真意は?日本からヨーロッパを訪れる観光客の方々を見ていて「信号の渡り方と働き方の関係」について、ある共通点を見出しました。さて、何だと思いますか?信号をかたくなに守る一方で、危険を冒してでも点滅しているうちに信号を渡る傾向私が住んでいるバルセロナではたくさんの日本人観光客の方々が訪れます。その人たちの様子を見ていると、あることをしているときに、「日本人らしいなぁ」と感じてしまいます。私が見つけた日本人の特徴は「横断歩道の渡り方」です。まず一つ目の特徴として、信号を厳格に守る傾向が挙げられます。もちろ...CTO for good海外企業では同じ業務量でも残業が少なく働きやすいのは何故か残業の多い日本企業で働いているときには重視されず、残業の少ない海外企業で働くようになって頻繁に議論するようになったもの。それは「優先順位」です。特に、何をやらないかの判断が働き方を大きく左右します。限られた時間で高い成果を上げる方法を考えるのが頭の使いどころ日本の労働環境では、仕事は終わるまで続けるという意識が強いと思います。しかし、海外では必ずしも当たり前ではなく、仕事が完了していなくても退勤してしまったり、約束の期日に仕事を終えなかったりする問題が頻繁に起こります。限られた労働時間は所与...CTO for good食卓から分かる?日本と欧米で会議・商談の進め方が異なる理由日本企業では根回しや派閥・学閥争いが文化の一部となっています。日本企業で育った私が海外企業で働くと、思考習慣の違いによって会議や商談で戸惑いを覚える場合がありました。その思考習慣の違いは、どこから来るのでしょうか。関連する事象を常に意識する日本、目の前の問題に集中する欧米海外では、日本企業と商談をしても何も決まらないとの認識があるそうです。持ち帰って検討すると回答するケースが多く、会議の場で物事が進まない点に不満を感じています。意思決定者が上司なのであれば、始めから商談の場に呼んでおいて欲し...CTO for goodその教育は創造性を育んでますか?海外の学校・企業で気づいた学び方の違い日本人は創造性に自信がないという調査がある一方、先進技術やアニメ文化など、世界からは高い創造性が評価されています。学校や会社で無意識にすりこまれた学び方が、その自己評価につながっているのではないでしょうか。自分が創造的だと評価する日本の若者は、わずか8%いわゆるブラックジョークとして、「アメリカ人が製品化し、日本人が模倣する」といった類の話があります。実際、クリエイティブ関連ソフトウェアを開発するアドビ・システムズが行った10代の若者に対する調査では、自分のことを「創造的」だと思う日本人はわずか8...CTO for good【海外企業カルチャーショック】返信しない上司、指示に従わない部下日本の企業文化に親しんでいると、海外企業では異なる文化に驚くことがたくさんあります。メールに返信しない上司、指示に従わない天邪鬼な部下に、どのように対応すればよいのでしょうか。メールに返信しない上司とどう渡り合うか海外企業で働くようになり、日本と大きく異なると思った点として「メールへの返信」が挙げられます。日本では、社内外を問わず、メールを出せば95%の確率で返信を受け取っていたように思います。しかし、海外では30%程度しか返ってこない印象です。私が勤務していた日本のIT 業界では「ボールはどこにある...CTO for good働き方改革の本質について理解が深まるTED動画5選働き方改革は、単なる残業削減のキャンペーンではなく、21世紀にあった仕事や人生の送り方を根本から定義しなおす施策です。TED動画で紹介された研究から、自分なりの働き方改革について考えてみると良いでしょう。 「長時間労働が日本をダメにする」小室淑恵氏が提案する、育児と介護の解決策日本における働き方改革のきっかけとなった伝説のスピーチと言っても過言ではないでしょう。2012年にTEDx Tokyoで話されて以来、YouTubeでは37万回以上、再生されています。長時間労働を是正すると同時に企業の収益性を改善するコンサル...CTO for good「働き方改革」が気になったときにおススメの本7選働き方改革は会社や政府が主導する施策だけではなく、働く現場で一人一人が意識を変えなければ改善できない側面があります。個人・会社・社会といった様々な観点から、新しい働き方について理解を深めさせてくれる良書を紹介します。職場の問題地図 ~「で,どこから変える?」残業だらけ・休めない働き方日本企業で働いていると皆が問題だと感じていても、過去の習慣から抜け出せず、生産性の低いやり方をどうしても続けてしまうケースがあります。残業削減を目指す会議が午後9時から始めて残業させられるなんて笑い話もあるほどです...