Springは、Javaによるアプリケーション開発を効率化するフレームワークとして人気を集めてきました。信頼性や性能に対する要求の高い、企業で使われるシステムでよく見られる技術です。あらゆる要件に対応できるよう、Springには様々な技術要素が含まれています。Javaを学んだ後、はじめてSpringを学ぶ人には敷居が高いと感じるかもしれませんが、Javaを使って業務システム開発を行う場合には、学ぶべきものだと思います。
公式ドキュメント
Spring徹底入門
中級者向け
大手IT企業であるNTTデータのエンジニアによって執筆された本書。業務システム開発に携わるJavaエンジニアが基礎から実務に必要な知識まで理解できるよう解説がなされています。データアクセスやMVCモデルといった核となる部分と共に、テストやセキュリティといった業務システムに欠かせない要素が含まれます。紙の本にして700ページを超える大作です。
Spring Framework 5プログラミング入門
初級者向け
Springという大きなフレームワークを使いこなすため、アプリケーション開発に求められる機能を順番に学んでいくコンセプトになっています。Spring Dataによるデータアクセスや、Spring MVCによるWeb開発を通して、フレームワークの価値を伝えます。
はじめてのSpring Boot
Springは、その機能に応じて複数のモジュールに分かれています。中でもSpring BootはWebアプリケーション制作に欠かせない機能です。テンプレートエンジンやデータアクセスが含まれており、JavaによるWebアプリケーションを効率化させてくれる存在です。
まとめ
Springは企業内で使われているためか、初心者が気軽に手にできる情報源が多くなく、公式ドキュメントや中級~上級向けの書籍が多い印象です。Springをマスターすれば、アプリケーション開発が効率化できるようになり、品質の高い製品を楽しく開発できるようになるでしょう。Javaエンジニアには、ぜひとも学んでほしいフレームワークです。
【Javaプログラマー必須】最強のフレームワーク、Spring。環境構築、Thymeleaf画面作成、依存性の注入まで。
オンライン学習プラットフォームUdemyでも、Springを解説するコースが公開されています。本コースは、Webアプリケーション開発を通じて、Springの基礎的な概念を学ぶことができます。
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