GMO BtoB早払いは何がスゴイ?ファクタリングにとどまらないGMOのビジネスモデル

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ビジネスモデル解説

ファクタリングは売掛金を早期に現金化する金融サービスです。資金繰りに悩む企業にとっては、新たな資金調達の手段となり得ます。中でも、GMO BtoB早払いは、安い手数料で高額債権が買い取り可能であり、使いやすさを高めた仕組みが特徴です。季節要因や市況の変化によって影響される中小企業から大企業まで、多くの利用者が見込まれます。同サービスを運営するGMOペイメントゲートウェイ社は、決済代行にまつわる先進的な金融サービスを営む東証一部上場企業で、興味深いビジネスモデルを展開しています。

資金繰りが悪化する要因

資金繰りは経営管理において最も重要な事項の一つです。売り上げがあっても、現金が手元になく、支払いが滞ってしまうと、戦略的な施策が打てず、倒産に陥るリスクがあります。キャッシュフローや在庫の推移を十分に管理していても、業界の特性や外的要因によって、資金繰りが悪化するケースも存在します。

支払いサイクルが長い業界は資金繰りが悪化しやすいと言われます。工事期間の長い建設業界や、高額商品を取り扱う宝飾品、ファッションブランドなどは、仕入れてから売り上げまで数か月かかるため、現金が入るまで時間がかかります。そもそも流行や市況の変化によって商品が売れないリスクもあるため、生産・販売サイクルを短くする努力が求められます。

急激な売り上げの増加・減少も、資金繰りを悪化させる要因です。急激な売り上げの減少は、当然、利益の減少につながります。一方、売り上げの増加は良いことのように思えますが、仕入れで現金が出ていくのに対し、売掛金が入るまでに時間がかかると、資金繰りが難しくなります。季節性が強い食材や消費者向け商品は、毎年同じ時期に資金繰りが悪化する可能性があるでしょう。

その他にも、取引先の貸し倒れにより代金が回収できなくなるリスクもあります。資金繰りの一時的な改善には、ビジネスローンや制度融資などが挙げられます。売掛金を売却し、早期に現金化するファクタリングという手法があり、近年は、フィンテック企業がファクタリングの手続きを簡便化するサービスを開発してきました。

※新型コロナウィルス感染症COVID-19で影響を受ける事業者には、無利子・無担保融資を始め、様々な支援・特別措置が発表されています。経済産業省 新型コロナウイルス感染症関連

手数料最安水準GMO BtoB 早払いが実現するファクタリングの仕組み

GMO BtoB 早払いは、売掛債権を買い取り、早期に資金を回収する金融サービスです。資金繰りが悪化し、金融機関からの資金調達が難しい場合でも、支払期日前に売掛金を現金化できるので、資金繰りの改善につながります。ファクタリングの手数料を支払う必要はありますが、資金繰りの問題を解決できるのであれば、利用が理にかなっているケースも多いと考えられます。

GMO BtoB 早払いの特徴は、手数料の低さです。利用する企業の財務状況や審査結果に合わせて、ファクタリングの手数料が10~20%に達する場合がありますが、GMO BtoB 早払いでは1~10%とうたわれています。税金や社会保険料が未納の会社では売掛金買い取りができませんが、赤字・債務超過の企業でも、審査に通る可能性があります。

ファクタリングは、2社間取り引き、3社間取り引きと、2つの種類があります。2社間ファクタリングは取引先に知られないため、資金繰りが悪化している状況を知られないで済むメリットがあります。一方、3社間ファクタリングでは手数料が比較的安いのが利点です。GMO BtoB 早払いは、取引先に伝える必要のない2社間ファクタリングを採用しています。加えて、自社名義のバーチャル口座をGMOが用意するので、売掛金が入金されてからGMOに返済する必要がなく、手続きが簡素化されるのが特徴です。

GMO BtoB 早払いは高額の売掛債権が買い取りできるという利点があります。「スポットタイプ」では300万円~1億円、2回以上の利用であれば1回あたり100万円から1億円まで対応可能です。1回あたりの売掛金が小さい中小企業から、大口の取り引き先と支払いサイトの長い契約をしている大企業まで、様々なニーズに応えられます。

2020年2月には、請求書を発行するより早く、注文書が発行された段階で現金化できる注文書買取サービスが開始されました。受注が決まった段階で入金できるので、仕入れ・製造にかかる期間の分、これまでの売掛金買い取りよりも早く資金調達が可能です。手数料が2.5~12%と、やや上がりますが、資金繰りの問題へ柔軟に対応できるようになります。

GMO BtoB 早払いは法人のみが対象です。フリーランス・個人事業主の場合、同じGMOグループ(GMOクリエイターズネットワーク株式会社)が運営するフリーナンス の利用が推奨されます。

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東証一部上場GMOペイメントゲートウェイのビジネスモデル

GMO BtoB 早払いは、東証一部上場GMOペイメントゲートウェイ社によって運営されています。利用者にとっては運営元の信用が大きな意味を持つファクタリングにおいて、安心できるサービスだと認識されています。同社は、様々な決済サービスを展開しており、先進的なビジネスモデルを築いています。

GMOペイメントゲートウェイ社は決済代行を主な事業としています。加盟店と決済会社の仲介を行い、取り引きを円滑にする役割です。決済会社とは、各種クレジットカード会社や電子マネー、ネット銀行決済、コンビニ払い、Appleペイ、ビットコイン決済等のサービスを指します。Eコマース事業者や実店舗を営む企業は、無数の決済会社と個別に契約するのは難しいので、GMOのような決済代行企業と接続し、決済会社のサービスを利用します。

GMOペイメントゲートウェイ社は、税金・公共料金・NHKやサブスクリプションサービスも加盟店として契約し、大きく成長を続けています。営業利益は2005年の約3億円から2019年の約83億円まで増加してきました。2020年2月の時点で、加盟店12万、決済処理金額1.2兆円を超えています。

GMOペイメントゲートウェイ社は大きく3つの事業領域を有しています。一つは前述の決済代行事業で、金融機関向けのシステム開発なども含みます。二つ目は、金融関連事業であり、前章で紹介したGMO BtoB 早払いに加え、GMO後払い、送金、融資などのサービスが展開されています。最後に、決済活性化事業として、マーケティング支援や配送サービスが挙げられます。

キャッシュレス決済が広がり始めた日本において、GMOペイメントゲートウェイ社の決済サービスは追い風となります。BtoCからBtoB、CtoCまで事業を拡大する戦略が見込まれています。BtoC向けのEC市場は17.9兆円と言われ、大きな規模となりますが、1000兆円のBtoB市場まで視野に入れることができるからです。

パートナーとの協業を通じた新サービスの展開も目を見張るものがあります。三井住友カードと提携した決済プラットフォームsteraや、インフォマート社と協業するBtoBファクタリングなど、大きな発表が続きました。今後も、IoTを活用した決済や、BtoB決済サービス、海外における決済・融資サービスなどが計画されています。

まとめ

GMO BtoB 早払いは、手数料が安く、バーチャル口座を使った取り引きで、取引先にも知られるずに、売掛金を早期に現金化できるのが利点です。他のファクタリングサービスには見られない工夫が見られ、高額債権の買い取りができるのも高い評価につながっています。支払いサイトが長い業界や、季節要因で仕入れが多くなる企業、資金繰りに悩む中小企業などにとっては、東証一部上場で先進的な施策を展開するGMO社のサービスが有効になるでしょう。

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