Shopifyの手数料を理解しよう!取り引きごとの決済手数料はプランによって異なっていた

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Shopifyの利用にかかわる予算を検討する上では、月額料金、クレジットカード手数料、取引手数料について知っておく必要があります。それぞれプランや条件によって金額が異なってくるため、自社にとって最適なプランを選ばなければなりません。

プランをより上位なものにすれば、手数料が下がる仕組みになっています。クレジットカード手数料や取引手数料は、販売金額に対して課されるので、売り上げが増えるほど、その影響は大きくなります。はじめは月額料金の安いプランで開始し、売り上げが増えてから、上位のプランへ移行するという戦略が望ましいでしょう。プランの変更はいつでも行えるので、リスクを感じる必要はありません。

月額料金

Shopifyでは基本的にベーシック、スタンダード、プレミアムの3つのプランが提供されています。ベーシックは29ドルで、基本的な機能は全て網羅されています。アプリを導入した機能拡張や、豊富なテンプレートを使った画面デザインの変更が行えるので、多くの企業では、ベーシックで十分かもしれません。

既に実店舗で商売をしていたり、大規模なECサイトをShopifyで運営したりする場合は、スタンダードやプレミアムへの変更も検討するようになります。具体的には、スタッフアカウント数を増やす、高度なレポートを作成すると言った点が、下位と上位のプランの違いです。

プランによって手数料が異なってくるので、売り上げが増えてくる頃には、プランの変更を検討すると良いでしょう。

クレジットカード手数料

Shopifyはクレジットカードでの決済が可能であり、EC事業者側から手数料がとられます。日本のクレジットカードが利用された場合、ベーシックプランでは3.4%、スタンダードプランでは3.3%、プレミアムプランでは3.25%となっています。また、海外のクレジットカード、あるいはAMEXのクレジットカードが使用された場合は、やや手数料が上がります。ベーシックプラン3.9%、スタンダードプラン3.85%、プレミアムプラン3.8%です。

取引手数料

Shopifyでは多様な決済サービスが使える点が大きな優位点となっています。具体的には、Paypal、Apple Pay、Google Pay、Amazon Payなどが含まれます。Shopifyでは独自の決済サービス「Shopifyペイメント」が提供されるようになりました。Shopifyペイメントを使えば、取引手数料がかからないのが利点です。また、購入するユーザーは、ShopifyのECサイトを離れずに決済の手続きを完了できるので、使い勝手が向上します。

Shopifyではなく、外部の決済サービスを使用する際は、取引手数料が課されます。取引手数料もプランによって異なり、ベーシックプランでは2.0%、スタンダードプランで1.0%、プレミアムプランで0.5%となります。外部の決済サービスの中には、Pay Pal、Amazon Payやコンビニ決済、Coinbaseなどが含まれます。

Shopifyでは、越境ECに対応するため、複数の通貨で販売が行えます。Shopifyの支払い通貨設定と異なる通貨で決済が行われると、通貨の両替が発生します。両替には、通貨の両替レートに加え、通貨両替手数料が請求されます。

その他のECサイト制作プラットフォームとの比較

Shopifyの手数料は、他のECサイト制作プラットフォームと比較しても、安い金額設定になっています。例えば、日本国内で人気のあるBASEは、月額料金が無料である一方で、決済手数料は3.6%プラス40円、サービス利用料は3%が課されます。また、2万円以下の売り上げを引き出す場合には、手数料として500円、振り込み手数料が250円かかります。BASEと同様に人気のあるStores.jpは、決済手数料が5%です。

売り上げが増える程、月額料金の差よりも、手数料の差が大きくなるため、Shopifyの方が有利な条件になっていきます。

EC事業を簡単に始められるという意味では、楽天やAmazonといったマーケットプレイスも比較対象となり得ます。楽天のスタンダードプランで出店する場合、6万円の初期登録料、5万円の月額利用料に加え、月間売上高の2.0~4.5%がシステム利用料として徴収されます。また、Amazonの出品サービス(大口出品プラン)では、月額登録料4900円、販売手数料はそのカテゴリにより8~15%です。集客やキャンペーンなど、販売促進のサービスがあるため、独自サイトを運営するShopifyと直接比較するのは難しいところですが、Shopifyの手数料がリーズナブルな設定になっていると言っても差し支えないでしょう。

まとめ

Shopifyの手数料を検討する上で、プラン(月額料金)、クレジットカード手数料、取引手数料を抜きには語れません。Shopifyが独自に運用する決済サービス「Shopifyペイメント」使えば、取引手数料が無料になるので、良い条件で販売を行い、収益性を高めることができます。BASEやStores.jpといった他のサービスと比べても、手数料は抑えられているため、売り上げが多いサイトほど、Shopifyの優位性が高まると言えます。

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