Shopifyペイメントは決済手数料を削減し、Shopifyで購入するユーザーの利便性を向上させる

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情報システム

Shopifyはクラウド型のECプラットフォームで、アカウントを作れば、ECサイト運営に必要な機能が全て利用できます。その機能には決済も含まれており、販売する商品があれば、すぐに代金を受け取れるのがメリットです。決済の仕組みには、PayPalのような外部のシステムに加え、Shopifyが独自に展開するShopifyペイメントが提供されています。

ECサイトの訪問者が商品を購入すると、クレジットカードの情報を入力し、決済を完了させる流れが一般的です。PayPal、Stripe、Squareといった決済業者が有名で、多くのサイトで採用されてきました。しかし、外部のシステムを使うと決済手数料が無視できません。Shopifyのプランに応じ、0.5~2%の手数料が取られます。そこで、Shopifyペイメントを使えば、その手数料を削減できるのがEC事業者にとっての利点となります。

ECサイトの訪問者から見ると、VISA、マスターカード、アメリカンエクスプレスといった主要なクレジットカードが利用できます。また、Apple Pay、Google Pay、さらには、Shopify Payといった便利な決済が使えます。

Shopifyペイメントは、セキュリティ面にも考慮がなされています。具体的には、3Dセキュアと呼ばれる認証手段が使用可能であり、クレジットカードの盗用や「なりすまし」を防止します。不正な取引はEC事業者にとっても重要な問題です。相応のセキュリティ対策をとらずに不正利用がなされた場合、「チャージバック」として、不正な取引あたり15ドルがEC事業者側に課されてしまいます。Shopifyでは、クレジットカードのセキュリティコード等で認証を行い、失敗した場合は注文を拒否するよう設定し、不正注文のリスクを軽減できます。

Shopifyペイメントを利用する前に検討するべきなのは、Shopifyペイメントは一部の国でしか利用できない点です。日本でもShopifyペイメントが利用できるようになったのは2018年のことでした。越境ECを行う際には、その利用できる国を事前に確認しましょう。また、各国で利用規約が定められていて、販売できる商品に規制がかかる場合があります。

まとめ

Shopifyペイメントは、Shopifyが独自で運用する決済サービスです。PayPal等のような外部サービスに比べ、取引手数料が削減できるのが利点となります。サイト訪問者にとっても、Apple Payを始めとする決済方法が利用可能であり、その利便性の高さがコンバージョン率の向上につながる可能性もあります。不正取引によってチャージバックが課されるリスクなどを差し引いても、Shopifyペイメントを検討してみる価値はあるでしょう。

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