Microsoft Azureとは何かを理解するために分かりやすい書籍3選

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情報システム

Microsoft Azureは、米マイクロソフト社が提供するクラウドサービスです。仮想環境でサーバーを柔軟に構築し、アプリケーションを実行・管理できます。近年、クラウド化に注力してきたマイクロソフトの技術力を生かし、機械学習やIoTを含めた先進的な機能が導入されてきました。

AWS(Amazon Web Services)やGCP(Google Cloud Platform)と並んで、多くの企業から採用されているのがAzureです。WebサービスではAWSやGCPが採用されている例が多いかもしれませんが、企業の情報システムではマイクロソフトの技術力や信頼性が評価され、市場から好意的に受け入れられています。例えば、マイクロソフトの認証管理の仕組みを導入している企業は、Azure Active Directoryを使い続けるのが理にかなっています。また、Windowsサーバー、C#、Visual Studioといったマイクロソフト関連の技術を使ってアプリケーションを開発している企業は、Azureとの連携を考慮しても良いでしょう。

Azureの管理は、Microsoft Azureポータルと呼ばれる機能を使って行われます。統合コンソールとしてクラウド環境の構築・デプロイ・管理・監視を行う役割を持ちます。たくさんの機能があるので、初めは戸惑うかもしれませんが、慣れてくれば利用している仮想マシンやストレージの状態を把握し、設定を行うのが容易になります。

ちなみに見慣れない英単語なので、Azureをどう発音するかが話題になるケースがありますが、日本語ではアジュールと記載される場合が多く見られます。

Microsoft Azure 公式ガイド

Microsoft Azure実践ガイド

おすすめ

クラウドを含めた最新アーキテクチャの解説に定評のあるインプレスtop gearシリーズから、Microsoft Azureの解説本が出ています。Azureの基本サービスについて具体例を示しながら、そのシステム構築手法を紹介します。他のクラウドサービスを使った経験のあるエンジニアなら、すぐにAzureの考え方が理解できるようになるでしょう。サンプルシステムの構築から仮想マシン、オンプレミス環境とのネットワーク接続、ストレージの活用、構成管理などのテーマを網羅しています。

Azure定番システム設計・実装・運用ガイド

日本マイクロソフト社に所属する現役のサポートエンジニアが執筆したAzureのガイドです。企業でクラウド環境を利用する場合、オンプレミス環境に構築されたアプリケーションをクラウドに移行する場面が多く見られます。そのような実践的なシナリオに沿って、どのようにAzureのサービスを利用し、何に注意するべきかというベストプラクティスが解説されています。

ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築

初級者向け

オンプレミス環境でサーバー環境を立ち上げるには物理的に大型マシンを用意しなければならず、初心者が太刀打ちできるものではありません。最近はクラウド環境の登場により、それが極めて楽になりました。本書はAzureを使って、クラウド上にサーバー及びネットワークを構築する手順を解説します。インフラ構築初心者でも、仮想マシンを使ってWebアプリケーションを運用する流れが体感できるでしょう。

【番外編】作りながら覚えるMicrosoft Azure入門講座(IaaS編)

動画学習サービスUdemyではAzureの入門講座が解説されています。インフラエンジニアを目指す人や、アプリケーション開発を行ってきたがクラウドサービスに興味ある人を対象に、基礎的な内容をハンズオンで学べるコースを用意されました。仮想マシン、仮想ネットワーク、ストレージ、ロードバランサといったサービスを学び、クラウドの利便性を体感できます。

作りながら覚えるMicrosoft Azure入門講座(IaaS編)

まとめ

Azureはクラウドサービスに力を入れるマイクロソフトの技術力が現れたサービスです。AWSやGCPと並び、豊富な機能が用意されているので、どこから学んだら良いか分からなくなってしまう程です。最近は、複数のクラウド環境を並行して使うアーキテクチャも増えています。書籍やWebの情報からAzureの実力を評価してみてください。

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